星海社 公式ウェブサイト リニューアルプロジェクト
長年のパートナーシップを通じて共有してきた課題を解決。
読者の心を動かす作品の魅力を届ける、UI/UXデザインの刷新、およびmicroCMSとJamstack構成を用いたモダンな運用基盤構築の取り組みをご紹介します。
- クライアント
- 株式会社星海社
- 日付
- 2026年4月1日
- スコープ
- UXデザイン
- Web戦略
- 制作・開発
- URL
背景
星海社とシナップは星海社の創業時より長年の深いお付き合いがあり、日頃のコミュニケーションを通じて、ビジネスやWebサイトにおける様々な課題を共有してきました。
その他の星海社の事例:出版の未来を切り拓く、パートナーシップ:出版
以前の公式ウェブサイトは、スマートフォンを中心とした昨今のモバイル対応に遅れをとっているというユーザビリティ上の課題を抱えていました。
また、旧サイトが作られた創業当初は新刊の刊行点数が少なかったため、「点数の少なさを感じさせない見せ方」を意図した設計になっていました。しかし現在では、毎月多くの魅力的な新刊が刊行されるようになり、むしろ「その豊富なラインナップを存分にアピールできるサイト」へと進化させる必要がありました。
こうした課題を解決し、読者の皆様により快適に、より深く星海社の世界を楽しんでいただくため、サイト構造やデザイン、システム基盤を刷新する全面リニューアルのご提案をいたしました。
成果
本プロジェクトでは、現在の刊行ペースと読者のニーズに合わせた回遊性の高いサイト構造へ再構築するとともに、裏側のシステム環境もモダンなアーキテクチャへと刷新しました。
さらに、スマートフォンからの閲覧を前提としたモダンなUIデザインを取り入れ、新刊・既刊のラインナップへスムーズにアクセスできるよう動線を最適化しています。
システム基盤には、シナップにおいて導入実績が豊富で、クライアント様からも「直感的に操作できる」と高く評価されている国産ヘッドレスCMS「microCMS」を採用しました。
シナップならではの豊富な実装ノウハウを活かし、フロントエンドに「Next.js」、ホスティングに「Vercel」を組み合わせたモダンなJamstack構成を構築しています。
また、SEO(検索エンジン最適化)の強化にも注力しました。
書籍やイベントの構造化データを検索エンジンへ正確に伝えるための「JSON-LDの実装」や、URLの正規化を行いページ評価の分散を防ぐ「Canonicalタグの追加」といった目に見えない部分も徹底。Jamstack構成によるサイトの高速化・高セキュリティ化と合わせ、検索流入の最大化を支える堅牢なパフォーマンスを実現しています。
さらに、長年運用されてきたMovable Type(MT)からの膨大な書籍データの移行もスムーズに完了させました。このデータ移行では出版社のこうしたリニューアルにおいてボトルネックになりがちな書影(表紙画像)の登録作業を劇的に軽減するため、シナップで独自開発した「画像の一括アップロードの仕組み」を利用することにより移行負担、移行コストを大幅に削減することに成功しています。
リニューアルのポイント
現在の星海社の魅力と熱量を最大限に伝えるため、以下のポイントを軸にサイトを再設計しました。
書籍情報・新刊情報の充実と見やすさの向上
新刊・既刊ラインナップの閲覧性を大きく改善しました。各作品の魅力や詳細情報にアクセスしやすくなり、読者が直感的に「読みたい!」と思える一冊に出会えるデザインを実現しています。これまでの「隠す設計」から、現在の豊富な刊行物を「魅せる設計」へと大きくシフトしました。
お知らせ・イベント情報の発信強化
microCMSの導入により、情報更新がよりスムーズになりました。星海社が仕掛ける最新ニュースや、サイン会・トークショーなどのイベント情報を、これまで以上にわかりやすく、タイムリーにお届けできる体制を構築しています。
星海社「クルー」の紹介ページ新設
星海社の本づくりを担う、個性豊かな「クルー(スタッフ)」たちの紹介ページを新設しました。どんな人間が作品に携わり、熱量を持ってコンテンツを生み出しているのかを可視化し、読者と出版社の距離を縮める魅力的なコンテンツとして設計・デザインを行いました。
PM/Director:大川 貴裕
Art Director:大川 貴裕
Director/Designer:小茅 奈美
Front-End Development:小川 大樹/村山 貴裕
CMS Development:小川 大樹/村山 貴裕

























